Il-2(イリューシン2;ロシア語:Ил-2イール・ドヴァー)は、 ソ連のイリユーシン設計局が開発した軍用機。第二次世界大戦において、ソ連軍の主力対地攻撃機(シュトゥルモヴィーク)として使用された。 生産数は、軍用機として史上最も多かったとされる。なお、本機を指して「シュトゥルモヴィーク」という名称が用いられることがあるが、 これは本機が最も有名なシュトゥルモヴィークであることから付いた通称で、正式にはこれは本機を指す固有名称ではない。
乗員:2名
全幅:14.6 m
全長:11.6 m
全高:4.2 m
翼面積:38.5 u
空虚重量:4,360 kg
全備重量:6,160 kg
エンジン:1× Mikulin AM-38F 液冷 V-12(1,720 hp)
最高速度:414 km/h
航続距離:720 km
実用上昇限度:5,500 m
翼面荷量:160 kg/u
機関砲:23mm×2
機関銃:7.62mm×2 12.7mm×1
爆弾:600kg、4x RS-82又はRS-132 ロケット